ハワイ島で、7年ぶりにフラを踊った。
ネイティヴハワイアンの先生が、
イプというドラムを叩きながら ハワイの言葉をチャンティングする。
その中でフラを躍る感覚は、
とても新鮮で、
どこか懐かしかった。
フラは、ハワイの人々が 文字をもっていなかった時代に
大切なハワイの教えや 歴史を口伝する手段として使われていた。
そう、フラは言葉そのもの。
聖書には「初めに言葉ありき」
インド哲学では、
「宇宙はオームという音(言葉)から生まれた」
とあるように
全ての秩序は言葉より生まれ 秩序により、
全ての創造が起こった。
フラを身体で表現することは
その過程をダイレクトに体現することでもある。
ハワイのチャントとイプの響きが
身体の動きと共鳴する程に
絶え間なく燃え続けている
内なる女神ペレの炎に触れる。
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