みなさん、こんにちは。
エメラルドの吟遊詩人、サキコです。
実は私はハシビロコウという鳥の大ファンで、
伊豆のしゃぼてん公園に行くたびに会いに行っています。
鳥の宿舎で放し飼いのハシビロコウ先輩
(と私は呼ぶ。もしくはビロコウ先輩)に出会えるかどうかは運次第で、
会えない人もいるそうですが、
私は行くたびに会うことが出来ています。
さて、今日は全てを持つもの(笑福編)③をお送りしましょう。
地球内部にあるアメンティーにて、
光の子に紫の指輪をいただいた私でしたが、
おくりものをいただいたことが信じられず、
「自分の妄想ではないか?」と疑っていました。
けれど、左手の薬指にある
(いつの間にかその指にはめられていた)
紫の指輪 は、
目の前にあるわけではない、
触れるわけでもない、
だけど確かに指に「在る」
のです。
ひぃ。
色々な気持ちが入り混じります。
「こ、こんなのきっと私の妄想だよ」
「この指輪をいただいたって人生が変わるわけではない」
「きっと大したことじゃない・・・」
そんな思いがぐるぐるとメリーゴーランドのように回り続けたのは、
変化が怖かったから
だと今は分かります。
少し話すのが恥ずかしいのですが、
私は26歳の時手痛い失恋をしました。
付き合っていた方に、
もう一人付き合っている方がいたという。
今考えると「若かったなぁ」と
笑える話なのですが、
その時の私は深く傷ついたのでした。
人の目を見て話すことが出来なくなり、
自分への自信を一切失った数年間。
あの時の私は、
毛をすべてむしられた鶏が生きたまま
塩の中に埋められるような、
そんな心の痛みを感じて過ごしていました。
「自分を変えたい、人生を変えたい。内へ内へと入る旅に出よう。」
それが精神世界に足を踏み入れるきっかけだったのです。
それから10年以上、ヒーリングを習ったり、
ヒプノセラピーを受けたり、
インドに行ったり・・・
今まで学んだことはすべて私の素晴らしい糧になっています。
けれど、自分の望むブレイクスルーは起こらず、
人生を変えた人の本を読んでは、
「私だっていつかは!」
と夢見る少女でいるばかり・・・。
いつか世界が私に拍手をしてくれる。
そんな空想にふけり、真に生きることをしていませんでした。
真に生きるとは、
「創造すること」
私たちの人生は喜びしかなく、
喜びの中で新規創造をすること以外何もない。
人生に起こる数々のドラマに
対処していくことが、
生きることではなく、
創造し、無を拡大していくこと、
それが生きること。
ということを当時は全く分かっておらず、
変わりたいと言いながら変わることを怖がり、
結局何も創造しない生ぬるい日々を過ごしていたのでした。
光の子曰く、当時の私は
「 やればできるのにやらない子。(えっ!)
そしてやる努力もしない子。(うお!?)
すぐあきらめちゃう。(ぐはぁっ)」
だと思われていたようです。
あの、わたしくし、誉められて伸びるタイプなんですけど・・・。
確かに詩を書きたい、
小説書きたい、
バンドで歌いたいと思っていても、
「どうせ無理」の一言で諦めてしまってましたし。
そりゃ人生変わらんわな。
そんななか 紫の指輪 をいただき、
なかなか信じられずにいる一方で、
心のどこかで私は、
腹を決める時が来たのだと知っていたのでした。
もう、
もう、
夢見る少女じゃいられない!
午前~0時の交差点~微熱~交じりの憂鬱~
なんだか~すれ違う~こーいーごーこーろ~
というわけです。
・・・。
いや、なにが「というわけです」なのかわかりませんが、
私のもとにやってきた 紫の指輪 を
まじまじと見つめながら、
人生を変えうる何かを
無意識の内に感じ取っていたのでした。
(たぶんまだまだ)続く
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