空存在するもののすべて

さて、物事の始まりについて話をしよう。
ほんの一瞬前に起きた、
物事の始まりのことだ。


この全てはどのようにして
始まったのだろうか?


私がこれから話すことは
矛盾に満ちているように
聞こえるかもしれない。


しかしながら、
言葉を超えた
理解のレベルというものがある。


だから、言葉とは、
表現できない望みを
説明するための
不自由な人の道具を意味している。


このすべての
空間と時間の広大さが
どうやってできたのか、


あなたがどこからやってきたのか、
なぜここにいるのか、


あなたが向かうべき所に
到達していないように、
あなたがしていることについて、
これから話そう。


では、1枚の紙
きれいなまっさらな
紙を出してほしい。
その表面には何もないことを
確かめなさい。
2次元的な表現方法で、
一つの謎について話そうとしている。


この言葉を繰り返してほしい。


もう一度。


この言葉の定義が
何であるべきかを定めよう。
空は広大である。
しかし、その広大その中には、
何も存在しない、
それゆえに、
それは一つの広大な無である。


「物がない」とは基本的で、
平易な思考を意味している。


何もない、


つまり、物がないのだ。



だから、空とは、
一つの広大な物が無い事、
空っぽの状態なのだ。


そして、
その表面や内部には
無いことが存在し、
潜在的可能性と
共存している。


それ故に、
空とは一つの
広大な無ではあるが、
潜在的に全てでもある
ということが出来る。




次の文を繰り返して欲しい。


「物質的には一つの広大な無である」


続けて、


「全てのものが潜在的に存在している」


隣の人に向いて、
空を定義しなさい。
物質的には一つの
広大な無であり、
全てのものが潜在的に
存在している。

これが空である。

有限の心にとって

空は

理解しがたい

有限の心と
呼ばれるものにとっては、
空は理解しがたいものである。
だから、
それを思い浮かべるのに
近い視覚的なイメージとは、


空間とその中に存在するすべての
星、
惑星、
ガス雲や
星雲を思い浮かべ、
それをできる限り遠くから見ることだ。




そして、
次の瞬間、


全ての星を空間から消してみてほしい。


そうすれば

すなわち一つの
広大な無というものに
近い概念を心の中で
持ったことになる。


では、一つの広大な無は
どれぐらい古いのか?


時間は、
そこから潜在的に
生まれ出てくるものであるゆえに、
それ自身は時間によらない。
何人が理解しているだろうか?


だから空は、常にあり続けてきたのだ。




さて、あなたがたは
空を日常生活の中で体験しているのだろうか?


あなたの心を休ませるか。
自然な状態で一息すれば、
あなたは目を釘付けにして、
凝視しているだろう。


そして、あなたが凝視して、
目を1点に釘付けにしている間、
あなたは何も考えてない。


空っぽだ。


それが空を体験していることなのだ。




さて、常にあり続ける空は、
父母原理とか、
普賢原質とか、
すべての生命が生み出される
大いなる源と呼ばれている。


しかし、
生命はどうやって、
一つの概念もないところから
生み出されるのだろうか?


空は、どのようにして
生命が存在しない所に
生命を与えるのだろうか?




ある時

空は

劇的なことを

始めた


さて、これは起きたことだ。
ある朝10時30分、
木曜日だったと私は信じているが、
空は劇的なことをやった。


その劇的なこととは、
空が
自分自身のことを思い出したことだ。


それ自身のことを
思い巡らした。


さてあなたの腕を小さな
子供のように広げてみてほしい。


思い巡らしを図解すると、
このように見える。


右手と左手が
いっしょになったところが、
磁石の中心になる。


ゼロポイント


N極とS極が一緒になる場所が
磁石の中心である。
磁石の中心は
N極でもS極でもない。


それはただ存在している。


画像の説明


さて空は・・・腕を広げなさい。


一つの広大な無である空は、
それ自身のことを思い巡らした。


それをやった瞬間に
一つの瞬間が生まれた。


空白の紙を取り出してほしい

画像の説明

さて、空白の紙を取り出して、
それを折り曲げてみてほしい。


そして、それが合わさるところに
筆記用具で、
小さな黒い印をつけてほしい。
それ自身の中へと折曲げなさい。


そして、紙の端と端が出会うのが
どこであれ、
そこに小さな印をつけなさい。


これで、このすべてがどうやって始まったかを
説明する画をあなたに与えたことになる。


さて、これが単純で基本的だということ
覚えておいてほしい。
それ自身について思いめぐらした空が、
それ自身の投影を創り出した。


言い換えれば、
空は、
それ自身が変化したものを
創造したのであり、
我々はそれをこの(紙の上)の
一点として認識している。


一つの創造性がずっと
存在していた。
空から初めて生まれた時である。


空が自分自身に思い巡らしたところに、
この潜在性は凝縮された投影になった。


それは一つの進化なのだ。


ここにいるこの存在は
意識とエネルギーを含んでいる。
これは意識とエネルギーだ。
この中にあなたの始まりがあったのだが、
まだあなたは始まっていない。


あなたは空によって
思い巡らされただけなのだ。


このすべては空であり、
我々は2次元的な直線的な時間と
呼ばれるものの中で、
それを見ている。

画像の説明


しかし、この点は今、
一つの参照点になっている。
それゆえに、


これは「神」と呼ばれる。


だからこの点の側に
「私である神」とすぐに書いてほしい。


この思い巡らしの点が、
意識とエネルギーの始まりである。


これがそこに生命を与えた
父母原理であり、
これがあなたのスタートした
場所なのである。




こんにちは

私は

待ち望んでいた

さて空は、
この小さな存在に話しかけていった。


「こんにちは。
私は自分の真ん中に
あなたが存在するようになるのを
待ち望んできた。」


「あなたが現れたことが嬉しい。
私を使って、
自分でやってみたいことを
何でも創りだしてほしい。


私はもう一人ではない。
あなたが私とともにいる。
さあ、行って、
自分が喜ぶものを何でも創りなさい。」


あなたがたが小さな存在達だったとき、
両親があなた方にそう言ったら、
あなたがたは叱られた。


そう、あなたは家の周囲を走り回り、
外を駆け巡り、
やりたいことをすべてやってから、
家に戻ってきた。


そして、それは彼らの思っていたことでは
なかったということに気がついた。


あなたがたのうちの何人がそれを
思い出せるだろうか?


唯一の違いは、
この親は何も制限をしなかったことだ。
成長し拡大するという許可があるだけだった。


さて、あなたが考えていることを想像してみよう。
「さぁー行きなさい
そして私を使い、
あなたが望むことをなんでもやりなさい。」




この空には時間というものがないことを
理解しなさい。
そして、もし時間というものがなければ、
距離もない。


さらに、距離がなければ、
空間もない。


だから、あなたはここで考え始める。
「よし、私はここ走って越えてみよう。
これは面白そうだ」


するとあなたがそこを走った瞬間に
あなたはスタート地点に戻っている。




なぜなら「ここ」とは
空の中での「あそこ」だからだ。


何人が理解した?


時間というものがなければ
「向こう」というものも存在しない。


スタート地点が
すべての場所なのだ。


それから、あなたは少し憂鬱になって
「やれやれ、今度はここを降りてみよう」という。


しかし、空にとっての「降りる」
とはどういうことだろうか?


そして、あなたはここを降りてゆき
「ほほう」という。


しかし、あなたの降りていると
知覚した瞬間に、
あなたは本当は
スタートした場所に戻っている。
なぜなら、
空の中では
時間がないのだから、
どこも同じなのだ。


何人が理解しているだろうか?


この方法は
空のあらゆる場所にいるのに、
決してどこにも行けなかったのだ。


一体何10億年の間、
その存在達が親がそうあるべきと決めた
全てになるように努力しながら、


そこに留まっていなければならなかったのかを


我々はこの反射から推測する事しか出来ない。
なぜなら「すべて」とは、
間違いなく、
ひとつの新しい理解のためにあるからだ。


この意識が、
それ自身を投射しているすべてのところに、
それはすでに存在している。
そのためにそれは
決して外には行けなかった。




その後、ある日、金曜日としよう。
その存在はそこに座っているときに、
自分自身について思いめぐらしてみた。
それをやってみせてほしい。


さあ、それは、
それ自身に思いを巡らせたのだ。
素晴らしい。


あなたが自分自身について思いを巡らしている時は、
いつも進化している。


その存在は自分の全てを
それ自身の内側に投影させた。


そして、それは投影した瞬間に、
このような
思い巡らしの点が創造された。




両手を祈り

ゼロポイント

の時の位置に持っていき、


次に
両手をほんのわずかだけ離してみてほしい。


反射意識-7


これは、
その小さな点が自分自身の内側に、
自分自身を投影させたことを
示している。


それが自分自身の内側に
投影した瞬間に、
それがどのように、
別れたのか、
あなたには見えるだろうか?
何人が見えているだろうか?


それをやって戻ってきた瞬間に。
それは一つではなく、二つになっていた。


(ラムサの教え)






つづき▷

最新情報をチェックしよう!
>最強の源泉からの流れがテーマ「アメンティー」

最強の源泉からの流れがテーマ「アメンティー」

本当に自分の源を知りたい方のためになるアメンティーをテーマにしています、

CTR IMG