見るものは中心に存在し。
見るものは感覚を通じて
外へおでかけするが、
その感触を伝えてくれるのは
境界のところにある皮膚の電気信号
感触だ。

そして、
見るものは電気信号
感触を通じて対象に向い
出会うことになるが、
その対象物は境界を超えている。



見るものは中心にあり、
感覚は境界にあり、
対象は境界を超えてある。

感触として味わえるものは
ちょうど中間にある、
ちょうど真ん中にある。

その感触のおとなりには
見るもの
すなわち意識がある。

一方のとなりには対象の世界がある。 


感触はちょうどその中間、
その真ん中にある。

その感覚を起点として、

あなたはどちらにも進むことができる。



皮袋一枚をとおして
対象に向かうこともできるし
中心に向かうこともできる。
どちらへ行っても距離は
皮一枚のとなりだ。
感触から扉が両方に開かれている。

対象に向かうか、
中心に向かうかの選択は
人間に与えられている。

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