物体に一定のエネルギーを加え続けて、そのエネルギーの向きに50センチの距離だけ動かしたいとき、エネルギーが物体にしたことを仕事といいます。
この「仕事」というのは物理用語の仕事ということです。
例えば重たい冷蔵庫が置かれている。この冷蔵庫を50センチ移動したいとすることにしましょう。このエネルギーにより、物体が50センチ距離だけ移動したとすると、
このときエネルギーは物体に対して仕事をしたといい、
この場合、力は物体に仕事をした
物体は力によって仕事をされたということ。
動かなかった時は仕事がなされなかったといいます。
ここで知ってほしいのは
仕事とは
力×距離だということ、
ということは、
エネルギーを加えても移動しなければ仕事をしたことにならないのか、ということだ。
では、このような時はどう考えますか?
たとえば重たい冷蔵庫を50センチ動かそうとしたとき、冷蔵庫は動いてなくても腕には力が入っていますし、エネルギーを確実に消費していますよね。
しかし、使われたエネルギーは、腕を構成する細胞群の温度上昇することにつかわれたただけで、物体の移動という目的には何ら働きかけてなく仕事がなされていないということです。
手ひらや身体の細胞の熱エネルギーを上昇には使われているが、目的の冷蔵庫を動かすことにはエネルギーは関わってなく仕事をしていないということなのだ。
腕が冷蔵庫にした仕事というのは、どのくらいの力を入れて、
その状態でどのくらいの距離、移動したのかを表す量なのです。
これと同じ様にいくら松果体やパワースポットでエネルギーを感じても人間の行動に現れてないと、物体にエネルギーを加えた状態、つまり冷蔵庫は動いてはいない状態と同じで、神なる力は仕事がなされてないということです。