ライトボディ講座に進んだときのこと。
最初に32人の光の子の存在を知った。光の子たちは生命体として存在していて、離れることなくいつも一緒にいる。8個の立体十字で出来ていて、独特の回転でいつも私の振動や電波をキャッチしている。そして32人それぞれが全く違う性質をもっているのだ。光の子もまたクリスタルボールで表現して動画を取ってみようと夢も膨らんでいった。
音を使った無限の創造性への冒険であり素晴らしい宝物を私にもたらすことになる展開が始まった。
YouTuberにいよいよデビューだ!!!
しかしながら、んんん…思いのほか違いが出にくいのだ。32人の確実な彩りの違いを、7つのクリスタルボウルで表現するには私の体も32人の彩りの振動に完全に染まる必要があので、そこで上木さんにサポートをお願いした。
そこで驚いたことになんと、まずは座り方から始まり、持ち方まで、最初の一歩から違うことだらけだったのだ。
光の子の音を出すには、グラウディング状態で座ることが最初の一歩。さらにはクリスタルボウルにマレットが当たる瞬間の響き合い、音が生まれるその瞬間の一瞬の命をどれだけ大切にできるかが必要不可欠だった。
その時マレットからどのように解き放つのか、
そこから何が出てくるのか、
詳細に感じて音を鳴らし、毎晩毎晩冒険とチャレンジで夢中に夜更かしする事になった。
そして次は音と音が反発をしていると教えてもらい、音が出ているどのタイミングで次の音を重ねるのかを丁寧に見ていくと、ゆっくりと音が調和し始めるのだが、ほんの0.1秒の違いでも音は反発し合う。重なるタイミングを知ることと自分の内面と外面の偉大さを知ることが大切だった。
光の子たちの音を出すには、マレットを今までのように握り締めていてはその継続される命を止めてしまっていると知り、イメージだけや、腕の動きだけでは全く命も生まれない。
あらゆるものがそこから制作されている全ての連動が必要だった。
この1つの音が生まれるために、「源泉」を使っている感覚が益々拡大していく。
「源泉」とは、ここにあるもの全て。
絶え間なく継続している命。
「共同作業」
1人で努力して出そうとしても出てこなかったものが、光の子を見るだけで、光の子の振動に染まり、光の子と共同作業をすることになってしまう。それは、32人の光の子が音を制作するための基盤でした。
まず最初に「愛の光の子」の音が聞こえ始めた。
それは深く深く広がりのある音。
私の身体をやわらかく、やさしく、抱きしめてくれるホッとするような音色の感覚かな。
源泉の根源の音色
根の音がその時はっきりと現れて来た。
その音はずっとずっと深く振動を続けていた。
奥底から深く響き、私の内側から溢れてくるような音だった。
音として現れる前からずっとここにあり続けていた振動。
次に「自由の光の子」が音を出し始めた。自由の光の子が音になって溢れると、それは眩しくキラキラと細かく輝き、どこへでも動き周り、輝きをただ無限に溢れさせる音だった。
次に「愛の光の子」の深い振動から繋がることで湧き起こる、押さえることのできない輝き。もともと何もかも自由であったことを思い出させてくれる音であり、自分の内面に宿る源を表現している音だった。
そして「美の光の子」、「花開く光の子」と次々と音が現れ始めた。
私の体を使って、光の子たちが十字の順に音を溢れさせていく。
そうすることで、初めての音が出る。初めての弾き方になる。
光がそれぞれの彩りを通して響き渡る。
その音が空間すべてに隙なく満ちる。
弾いていて、あまりの心地よさに我ながら酔いしれる(笑)
『音は生命の現れ
音は光
音は自由
音は根源から生じる』
それからは、 音が以前と全然違うと言われるようになり、
「深いところから音が聞こえてきた」
「音と体が一体になる、初めての感覚。音だけが存在する感覚」
「ハートが開く」
など、演奏会に来てくださった方々が口々に出してくれるようになった。
音の仕事をされている方からも「美しい響きで驚いた」と言われたりもした。
光の子の音は、繋がり、共同作業をすることが大切だ。
見るものを変えれば現実が変わることを自分自身に証明する基盤となっていく。
光の子の存在に気がついたときに、光の子の音がここに現れる。
私が気づくのをずっとずっと待っていた。