一昨日秋のご褒美、
栗の木をゆすり栗拾いをしていたとき、
青いイガも落としてしまった。
せっかく落ちたのだからと、
無理にこじ開けようとしてら、
イガの内にある実を包んでいる
球体の分厚い膜のようなものがあり、
固くてなかなか開けられない。
力を入れ無理やり開けたら、
実もまだ成熟しておらず、
白い部分があった。
そこで聴こえてきた言葉
『成らんときは成らん。
成るときは成る』。
そこから、
「あー、そうだ。人も同じだ」
と思った。
叡智の実も同じ。
準備をしてちゃんと
受け取れるときが来たときに、
それは、あたりまえのように
実りとしてやって来るのだと…。
人間が出来ることと、
それが整ったときに
委ねてそれは成ること。
それが、
生命の樹であるということ。
今、その時が来たのだと知るよろこび。