「ム」とは、
ここまで、
これだけという
限界が見当たらない
形を持っていないものだが、
そうは言っても
本当に全くないのではなく、
その位置から宇宙の、
ありとあらゆるものが
六方に産まれ出るという
思い考えが写されている。
それは、
六(ム)という数でも表された
ことばでもあるので、
いわゆる前後、左右、上下の
六方の環境に呼応しての
象の形を写し取られている。
つまり、
第一根源者たるムとは
宇宙の親つまり宇宙球の
外側にどこまでも拡がる
認識できない世界が存在するのだ。
目に見える世界の
根源のチカラの
その形を写し取られている。