宇宙生命誕生の体験2回目
臍の緒からの
生命エネルギーで
満ちていく中で、
体の臓器が一つずつ形づくられていった。
そのすべてが
自律できるようになると
誕生がはじまる。
誕生の過程で、脳が目覚め
あらゆる臓器が目覚めはじめ感覚を感じる。
その体験は
エクスタシーそのものであり
誕生は目覚めの
エクスタシーに満ちていた。
生まれて見る世界は
光に満ちあふれ
視床からは宇宙微粒子が
星々の光のように見える。
意識の目覚めは
一つの宇宙の誕生そのものだ。
誕生の瞬間、タマは
「まっさら」の純粋意識になる。
それは、
喜びそのものであった。
ホアの中にひとつの区切りとして、
線で描いた〇マルが生まれたように
同質ではあるけれど
新しい宇宙が誕生した。
これによって、
見え体験できる。
その喜びに満ちていた。
臍の緒と、
脳下垂体、視床下部、視床はつながり
誕生後も、イキを通して
自律的にホアとつながり与えられていた。
体はこれによって生きている。
「生きるために忙しくする必要はない」
そんな安心感を
得て、体が静まって深い静寂の中にいる。
体に付随するエゴが、
それを知り安心感に包まれた瞬間。
エゴが落ちる。
いや、エゴはもともとなかった。