源からの炎が水に触れ、
湖は火の海のように燃え輝き始めた。
上木さんに
「底についた?」と聞かれたことで
よく見るとまだ底ではない。
底まで行くとうねりが
やってきて波立ち始め
大きな渦になっていき
HE・VAU・YOD
HE・YOD。VAU
VAU・YOD・HE
VAU・HE・YOD
前後左右が確立つされる。
そしてそのうねりによって、
まだまだ下に下に引っ張られていき、
下へと伸びると同時に上にもさらに伸びていった。
そこにあったのは
炎の質だけの球。
触れた途端に炎の質の
水が立ち上がり登り始めた。
炎が水に着座する前に
水の質に変容していく。
少しずつ溶解するように。
炎は下へ、水は上へ。
互いにグルグルと周りあい、
全く同じ量になった時が受胎の瞬間だった。
そこから水を使って炎の柱が立ち上り、
上の水晶球の真ん中に着座した。
その瞬間、太陽の光のように
燃え輝く光が一気に放射された!
水晶球の炎に
湖の水(炎の質)があい
ピタリとハマることで光が放たれる。
これが第4層の扉
太陽の位置!
頭上の水晶球は太陽の輝き✨✨✨
空洞の周りに放射されていた光が、
頭上からのこの輝きで
益々細やかな光になり、
宇宙微粒子に溶け込み
光の形相を作っている。