源からの炎が水に触れ、
湖は火の海のように燃え輝き始めた。
上木さんに
「底についた?」と聞かれたことで
よく見るとまだ底ではない。
底まで行くとうねりが
やってきて波立ち始め
大きな渦になっていき
HE・VAU・YOD
HE・YOD。VAU
VAU・YOD・HE
VAU・HE・YOD
前後左右が確立つされる。
そしてそのうねりによって、
まだまだ下に下に引っ張られていき、
下へと伸びると同時に上にもさらに伸びていった。
そこにあったのは
炎の質だけの球。
触れた途端に炎の質の
水が立ち上がり登り始めた。
![](https://lafonte-jp.com/987/wp-content/uploads/2019/07/龍.jpg)
炎が水に着座する前に
水の質に変容していく。
少しずつ溶解するように。
炎は下へ、水は上へ。
互いにグルグルと周りあい、
全く同じ量になった時が受胎の瞬間だった。
そこから水を使って炎の柱が立ち上り、
上の水晶球の真ん中に着座した。
その瞬間、太陽の光のように
燃え輝く光が一気に放射された!
水晶球の炎に
湖の水(炎の質)があい
ピタリとハマることで光が放たれる。
これが第4層の扉
太陽の位置!
頭上の水晶球は太陽の輝き✨✨✨
空洞の周りに放射されていた光が、
頭上からのこの輝きで
益々細やかな光になり、
宇宙微粒子に溶け込み
光の形相を作っている。
![](https://lafonte-jp.com/987/wp-content/uploads/2018/11/eriko.jpg)