真実の世界では『空っぽ』しか作用しない
そこで頭で体験している
『空っぽ』を
身体で
『空っぽ』を体現してみる。
それは、
私の時の消え失せる空間が出現する。
自分がいつのどこに
いるかもわからなくなったときがやってくる。
通常の姿勢から
股関節の力をゆるめる
入れるを繰り返す。
何回か繰り返していると、
ゆるんだ感覚の違いが顕著になってくる。
股関節をゆるむと『空っぽ』な
個体としての身体の感覚がしっかりとし、
『空っぽ」なのに
重み重力を感じる。
緩めると、
足裏に重量がいくが、
その重力が
この部屋の床、
そして地球へと繋がり、
全体に支えられている感覚になる。
身体も、足裏も軽い。
ゆるんだ状態でいると、
足裏は地球に支えられているが、
その地球を支えている
エーテルの存在を空間に感じる。
タマがより、
微細な次元の中に入れ子となって浮かんでいるようだ。
空間なき空間?
時なき瞬間 ?
人間、地球、宇宙 …と繋がり、
その地球を支えているエーテル空間がここに存在している。
洞察というものは
否定する力をもっていると言われるが
ゆるみだけを洞察していると
何かが否定され
静寂が訪れ
『空っぽ』だけが在る。
いらないものが落とされ
新しきものがやってきた。