空間の宇宙微粒子は細やかさを増して振動している。ドラの音から、神楽鈴の音に変わっている。
羽の先が神楽鈴のように振動し、その音色と宇宙微粒子の振動が呼応してどんどん空間が広がり、また振動も増していく。
羽の先にはピンクや黄色など鮮やかな色が微かに見え,光の本数、よりあわさりは強くなり、色、宇宙微粒子が細かくなっていく毎にオーケストラのように複雑な音色が合わさっていく。
この微細な振動、ビブラートのように重なり響く振動、微かに見える多様な色…
空間が豊かさに満ちていく。
この空間が満ちてくると、放射していた光の中に中心核が見えはじめる。
見る者と見られるものは逆転し、空間の中に視点が生まれ、中心核に向かい働きかけている。空間が中心に向かい、光を慈しみ抱くように思いを送る。
中心は金色に輝き、その周りを綿菓子の雲のように淡い光が取り囲み、空間の思いは周りから抱き続ける。中心の光はどんどん大きくなっていく。
黄金色に輝くタマが強く大きくなっていく。
やがて持ち上げられるように上へ上っていく。
視点の主体は光のタマになっているが、持ち上げている空間と一体となっている。
二つの力の作用で起こって、手はクロスし、正八面体のように上下に分かれていく。光は太陽が昇るように、ゆっくりと光を放射しながら昇り拡大していく。
驚くことに、太陽の中心が空洞となり空が見えてきた。中心は空洞化されどんどん空が広がり、周囲へと光を放っている。
太陽の中に新しい空間が誕生していく。
蒼い空に、白い雲、はっきりと物質化しているように見える。
入れ子のように空間が内部に広がっていく。
すべて太陽の内で起こっている。
この空間全体を創り出している。
私の意識そのものが太陽で、すべては太陽の胎の内であり、太陽の下では完璧なのだ。
私自身がこの空間を抱いている。
空間が在る。その喜びが生まれてきた。
最新情報をチェックしよう!
-
Next2020年2月28日
マルイミタマとア