ムスヒにおいて主体と客体がひとつ

今回のボディーワークは意識を全体に広げておいて、常にその状態になるように呼吸して、それが崩れたらそれをカバーしていく。常に全体を感じている。

身体の内側をいい状態にしている立ち位置となる。相手が自分へ向かって来ることによって、自分の意識が瞬時に変わってきて力が入ってくる部位が生じてきます。その緊張状態が発生しないように、全体を感じ呼吸を止めない。


すべてを全体に
「まかせきる気持ち」になると
ムスビ力は出てくる。

ムスビ力は、

体力的な力ではなく、


一なるものの世界が
相手の一なるものと、

重ね合わせ
ひとつになるムスビであり



結ばれ一つである
気持ちに在れば
発揮できるものである。



相手を腕力で
倒してやろうとか、

ねじ伏せてやろうと
思う心からは、

ムスビの力は出ようがない。



相手と結ばれてしまう
直な心があると

身体のリキミも
抜けるもの。


リキミが抜けると、
相手の中に自分の力は
スゥーウと進み行くもの。


相手の中にススミ行く力が
ムスビ力なのである。


「ムスヒ」こそ
『宇宙萬有の法則』
のひとつを体現したものだ。