あなたは七つの天界のうちのひとつに行くことになる。あなたがどの天界に行くかは、この地上界にいたときに感情的に表現されていた態度によって決まるのであるとラムサは語りかけている。
さてあなたはどの天界へ行くのだろうか?
第六の天界は言葉を超えている。
なぜなら、植物や風や、隣に座っている人間と自分は別のものだと思っているあなたに、自分が何かと完全に一体になっていながら、同時に一体になっているものとは別の独自の存在でいる、ということがいかにして可能なのかを言葉で説明することはできないからだ。
だが、第六の天界は、第七の天界への扉である。なぜなら、人が現実として知覚し、現実として知るものは、どんなものであろうと、その人間はつねにそれそのものになるからだ。
つまり、人が「一体性の中の神」だけを見て、その「ひとつであること」の領域に生きるとき、人は自分の見るもの、生きるものそのものに「なる」のだ。
そのような「なる」ということの中でも最高のもの、至高のものが第七の天界なのである。その天国への扉が、第六の理解の天界であり、それは自分がなるものが見えるということだ。
それは、純粋な神、
純粋な理性、
純粋な思考、
純粋な生命、
純粋な光だ。
そしてそれは、在るものすべての根本物質であり、基盤である。
第七の天界。
いかなる輝きよりもさらに偉大な輝きを想像してみてほしい。その輝きの中で進化を続けている中心核の色合いは、その色合いが輝いているという状態をもはや通り越して、輝きを放射している状態にあるのだ。
輝きの核の部分では、
このような驚くべき光が点滅しているのである。
そして核が浮かぶ海は、
動き、広がりながら、
上に向かってうねっていくのだ。
そして核が上昇するにつれて、
核の輝きが放射する光によって、
目を見張るような
「光のショー」が展開される。
そして、この光のショーが輝きの周辺部に移動するにつれて、核は進化し続け、ただ在り続けるのである。
その核から広がっていくのが、あなたである。核から広がり、この目を見張るような壮観にさらなる輝きを与えているのが、「あなた」なのである。
あなたがこの中心核を思考として熟考したのであり、動き続ける独特の形で核そのものになったのだ。
この中心核について熟考し、核そのものとなったあなたは、今やすべての生命が湧き出る基盤となったのだ。なぜなら、この核から輝きに向かって放射されるものは、思考だからだ。
そして、あなたは独特の形で動き続ける思考となり、その思考から、すべての生命の意識を養い、育み、広げていくのである。
これらの言葉では、とても十分なものとは言えない。なぜなら、これらの光景を思い浮かべるためには、空間、時間、尺度といった限界を越えて、つまり言葉の限界を越えて、感情的な理解へと入っていかなければならないからだ。
しかし、マスターよ、これだけは言える。
あなたが一瞬一瞬、一歩一歩、気づきから気づきへと進化し、理解を広げていくにつれて、あなたの視野はつねに拡大し続け、ついにはあなたの感情が在るものすべてを内包するようになる。
そしてそのとき、あなたは喜びそのものになるのだ。それが第七の天界である。それが神だ。それは、すべててのものが最終的に到達するところである。
(ラムサホワイトブックより)