われ闇の角度と混沌とを通して秩序の造られいるを見たり。われ秩序より発しいる光を見、光の声を聞きぬ。われ、秩序と光を発出しいる大深淵の炎を見たり。混乱より秩序の発しいるを見たり。光が生命を発しいるを見たり。 (エメラルドタブレット)
秩序と不秩序(混乱)とは全く同等なのである。
バランスは極くわずかだけ秩序側にかたよっているのである。
それは秩序であるから、我々が言った様に組織されたのだから、
我々の心は我々の意識の
最も永遠的で最も強力な部分なのである。
それでも我々の肉体は極めて低い度合での意識と感じの感覚をもっているのである。
不秩序はまだホアの部分なのだから、
それが神卵を変化させ、
破れる前にホアの秩序の中に吸収されねばならないのである。
秩序は、この暗黒を外部に圧迫する。
秩序(光)力の二重線は、
極性ではネガテプでもポジテプでもない。
これらは無限界で
二つの極として表現しているが、
これら自身は、
ポジテブでもネガテブでもない。
これらのことを実際に表現し得る物質的ことばがないのである。
別図を見てもらいたい。
アレクの中のイヨッドの内に、
この(光)力の二重線がホアのエネルギーと衝動とを表現点にまで運び、顕現している。
この渦巻運動をしているものの
一つは右巻運動であり、
他の一つは左巻運動である。
カパラの光球の木(生命の木〉が隠されたる秘密の鍵であるというのは、
霊的なことなのである。
(カバラの真義より)