見るものは中心に存在し。
見るものは感覚を通じて
外へおでかけするが、
その感触を伝えてくれるのは
境界のところにある皮膚の電気信号
感触だ。
そして、
見るものは電気信号
感触を通じて対象に向い
出会うことになるが、
その対象物は境界を超えている。
![](https://lafonte-jp.com/987/wp-content/uploads/2020/06/意識と対象.jpg)
見るものは中心にあり、
感覚は境界にあり、
対象は境界を超えてある。
感触として味わえるものは
ちょうど中間にある、
ちょうど真ん中にある。
その感触のおとなりには
見るもの
すなわち意識がある。
一方のとなりには対象の世界がある。
感触はちょうどその中間、
その真ん中にある。
その感覚を起点として、
あなたはどちらにも進むことができる。
皮袋一枚をとおして
対象に向かうこともできるし
中心に向かうこともできる。
どちらへ行っても距離は
皮一枚のとなりだ。
感触から扉が両方に開かれている。
対象に向かうか、
中心に向かうかの選択は
人間に与えられている。。