「パラムブラフマは、潜在するその性質から万物を顕現させる。全能の創造力の現われはオームで、これから時間と空間と、宇宙原子、波動による創造物構成の原理が生ずる」
オーム、アーメン、コトバ一神の創造活動の第1段階
全能の創造力
これは”反力”として働く。
反力とは、物体にかかる外力に抗して、支持箇所に発生する力のことです。 静的な解析では、反力は外力と釣り合わなければならない。
一方
全知の愛は”引力”として働き、両者は互いに補充し合うは、
まず波動とし現れ、独特の音を発する。
この音は、オーム、アーメンまたはコトパなどと呼ばれている。
オームには、
また別の相がある。
それは、
時間《永遠不変なるものに変化を与える観念》と、
空間《永遠に一体なるものの中に区別を生じさせる観念》である。
四つの観念一一オーム、時間、空間、宇宙原子
さらに、これにともなって生ずるのが、粒子の観念(宇宙原子)である。
したがって、
これら四つ・・・オーム、時間、空間、宇宙原子は、
一つの同じものであって、本質的には単なる観念にすぎない。
このオーム「アーメンという信頼すべき真理の証人、神に造られたもの根源であるお方がこう言われる。(ヨハネの目次録3:14
このオーム、コト·パ、アーメンが外的諸現象(肉)となって現れ、この可視的世界をつくり出しているのである。このようにオームは、父なる神の性質である創造力が直接現れたものであり、いわば神ご自身の現われであり、神そのものと同一不可分のもので有る。それはちょうど、燃える力と火そのもとが同一不可分であるのと同様である。
(聖なる化学、スワミ・スリ・ユクテスワより)