目鼻立ちが整っていて顔のつくりがはっきりしている美人さんなのに、
一番の悩みは、
怒っているつもりはないのに
いつも周りの人から
「何か怒っているの?」ってよく聞かれる西村さん。
職場でも今年、初めて後輩ができたのですが
見ただけで「きつそうな人」とか
「怖くて話しかけづらい」などと思われていたようで
かなりショックだったそうです。
友達からは、「目鼻立ちが整っていていいじゃん」とも言われますが
今のところこの顔で損することが多いそうです。
西村さん、いつもきつい表情に見られることで損をしているということでしたよね。
どこを改善していけばよいのかまず外顔と中顔を一緒に見ていきましょう。
間違った美顔術はもう卒業!困ったたるみを解消する3つの方程式-西村
西村さんの場合、
生え際とあごがまっすぐで縦に長いです。
なのでお顔の外側は長方形になっています。
お顔の中心は、顔のなかのパーツ(目鼻口)が中心に集まっているので
求心的ですね。
長方形は直線でできている四角形なので強さや落着きがが強調され、
求心的は目ヂカラが強調されますので
きつい表情や厳しい表情に見えがちです。
次に西村さんの普段のメイクを見てみると
細い眉に切れ長をより強調させるような
アイラインの引き方がさらにきつい表情を作っているようです。
西村様は『やさしく、かわいいイメージ』がご希望でしたので
曲線の持つやさしさ、丸の持つかわいらしさをイメージして
いつもより目元も眉も丸みをだして作っていきますね。
まず、アイシャドーの入れ方として、かわいらしさを出すために
たれ目をつくります。
黒目の上のまぶた中心に丸くピンクブラウンをのせていきます。
西村様は、黄色ベース(ウォーム)と青ベース(クール)の両方のカラーをお持ちなので
ピンクブラウンを選びました。
ピンクでかわいらしさをブラウンでやさしさを表しました。
下の目尻から3/1まで楕円を描くようにブラウンをいれ、
タレ目に見えるように影を作ります。
次にアイラインは、目を丸く囲むように目尻の内側にラインを引きます。
眉は、目元に負けないくらいのバランスが必要です。
やさしさを出すためにブラウンで眉頭から眉山までほぼ同じ太さで骨格に沿って描きます。
どうですか?
色の効果と線の効果で目もとの硬さがほぐれて、柔らかさが出てきたのがわかりますか?
実は昨日の西村さん少し髪方も変えたのですね。
顔型がもともと長方形で、
西村さんのやさしくかわいくなりたいを
"かわいい"から丸型をイメージして
髪型の外側で丸みを出すために
毛先を鳥の羽根のように遊ばせました、
かわいいの中にある幾何曲線
(さまざまな方向に動きのある線)で髪型のシルエットに丸みをだしました。
また、"やさしい"から卵型をイメージして、
額のまっすぐなラインが卵に見えるように
前髪を編みこみ卵の曲線が出るようにセットしました。
まったく同じヘヤーなのですけれど
少しボリュームを持たせただけで
雰囲気がちがいます。